広場のデザイン
広場のデザイン 「にぎわい」の都市設計5原則 ‘14彰国社 小野寺康
広場の設計ポイントと事例の紹介
日本の広場の特徴と事例の紹介
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カミロ・ジッテ「広場の造形」の五原則を「にぎわい」のデザインとして読み替える
①広場の中央を(アクティヴィティのために)自由にしておくこと
②閉ざされた(領域性の優れた)空間であること
③(主景に対し適切な)広場の大きさと形を持つこと 主景 市庁舎・教会
④不規則な形態であること
⑤広場が群で構成されていること
カンポ広場 広場と一体で構成された市庁舎
エズ村 サンポール村 建築家なしで築かれた
エルベ広場 ナヴォーナ広場 極端に細長い
サン・ピエトロ広場 三つの広場 逆遠近 建物を実際よりも大きく感じさせる
ハウプトシュトラーセ(ハイデルベルク) 動線をデザイン 中央にベンチを置かない
日本的なにぎわいの空間構造 西欧に広場があるように、日本には参道がある
①主景が存在すること 城・寺院・神社・自然(山アテ・富士見・潮見)
②領域性の優れた空間であること 日本の広場は車道が貫通、不ぞろいの街並みが連なり
③(主景に対し)適切な大きさと形を持ったオープンスペースが配置されていること
④不規則な形態であること
⑤奥性を持った構成であること
門司港駅前広場 広場にロータリーを通さない、海への視線のため二軒撤去
渋谷駅ハチ公広場 デザインは凡庸だが立地と領域性が優れている
新宿三井ビル55ひろば ロバート・ザイオンのヴェスト・ポケットパークの概念を踏襲