広場のデザイン

広場のデザイン 「にぎわい」の都市設計5原則 ‘14彰国社 小野寺康

 広場の設計ポイントと事例の紹介

 日本の広場の特徴と事例の紹介

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

【新品】広場のデザイン 「にぎわい」の都市設計5原則 小野寺康/著
価格:2750円(税込、送料無料) (2022/1/11時点)

楽天で購入

 

カミロ・ジッテ「広場の造形」の五原則を「にぎわい」のデザインとして読み替える
①広場の中央を(アクティヴィティのために)自由にしておくこと
②閉ざされた(領域性の優れた)空間であること
③(主景に対し適切な)広場の大きさと形を持つこと 主景 市庁舎・教会
④不規則な形態であること
⑤広場が群で構成されていること
  カンポ広場 広場と一体で構成された市庁舎
  エズ村 サンポール村 建築家なしで築かれた
  エルベ広場 ナヴォーナ広場 極端に細長い
  サン・ピエトロ広場 三つの広場 逆遠近 建物を実際よりも大きく感じさせる
  ハウプトシュトラーセ(ハイデルベルク) 動線をデザイン 中央にベンチを置かない

日本的なにぎわいの空間構造 西欧に広場があるように、日本には参道がある
 ①主景が存在すること 城・寺院・神社・自然(山アテ・富士見・潮見)
 ②領域性の優れた空間であること 日本の広場は車道が貫通、不ぞろいの街並みが連なり
 ③(主景に対し)適切な大きさと形を持ったオープンスペースが配置されていること
 ④不規則な形態であること
 ⑤奥性を持った構成であること
  門司港駅前広場 広場にロータリーを通さない、海への視線のため二軒撤去
  渋谷駅ハチ公広場 デザインは凡庸だが立地と領域性が優れている
  新宿三井ビル55ひろば ロバート・ザイオンのヴェスト・ポケットパークの概念を踏襲