「まちづくり」と「地域づくり」

「まちづくり」という概念と「地域づくり」という概念について、

今一つ違いがわからなかったので何となく調べてみました。


両概念を並べて記述してあることもなさそうなので、

使い分けている、というよりは話者によって適宜使っているようです。

 

違いを探してみました。

 

「まちづくり」は行政と市民、そこには企業や大学も加わって、まちをつくっていく、要するに「市民参加」である。行政だけでまちを考えるのではなく、市民の意見を聞いて、取り入れて、場合によっては市民がつくっていく、というような概念のようです。


一方で「地域づくり」は地域の課題を市民が主体となって解決していく。行政が補助金を出したり、手助けしてくれることはあるにしても、基本は市民の自主活動である。行政の(少なくとも現時点においては)手が出せていない部分に展開していく、というような概念のようです。

 

こうしてみると、アプローチが逆であり異なる概念ではあるものの、重なる部分もあるし、連携する部分もありそうです。